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2015年12月19日土曜日

第6回 横浜臨床病態栄養リハビリテーション研究会


開催日時:平成271121日 土曜日 1830分~2145

場  所:医療法人 関東病院  8階 談話室  横浜市磯子区森1-16-26

内  容

【教育公演】

経腸栄養剤と血糖コントロールにおける課題

座長:作業療法士 成田 雄一 先生   講師:内科 藤崎 公達 先生

 
 『経腸栄養剤と血糖コントロールにおける課題』について、糖尿病内科・藤崎医師よりご講演いただきました。経管栄養を施行されている患者様には様々な背景があり、血糖コントロールに難渋する場合が多々あります。その中で、経腸栄養のデメリット、経管栄養中の血糖コントロールに影響を及ぼす因子を踏まえて実施していくことが大切と学びました。

 
 
【ワークショップ】

糖尿病教育入院患者における運動療法実施時のリスク管理と多職種連携

座長:内科 藤崎 公達 先生   演者:理学療法士 鈴木 拓也 先生


 『糖尿病教育入院患者における運動療法実施時のリスク管理と多職種連携』について、理学療法士の鈴木より公演がありました。多職種協働のメリットを知ることを目的とし、チームアプローチの基本的な考え方や、実際に当院で取り組んでいる、糖尿病支援チームの活動内容について発表がありました。




 また、後半は多職種混合グループに分かれ症例検討を行いました。それぞれの職種の視点からリスク管理に対する意見が飛び交い、充実した話し合いができました。そして、今回は初めて外部の方を交えての研究会でもあったため、貴重な意見交換ができました。

2015年11月1日日曜日

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当研究会のマスコットです。
 
マスコットは「人々に幸運をもたらすと考えられている人・動物・もの」のことだそうです。

2015年10月1日木曜日

第5回 横浜臨床病態栄養リハビリテーション研究会


研究会運営報告 


今年度における研究会の展望について

研究会代表 成田
教育講演

   『がんのリハビリテーションと緩和ケア

作業療法士 西尾
1.研究会運営報告

研究会代表の成田 雄一 様より「今年度における研究会の展望について」報告がありました。昨年度の年間テーマとして【リハビリテーションにおける病態・栄養把握の重要性を知る】を掲げ、多職種の参加を通し、外部講師による講演を含めた年4回の開催を実施しました。

今年度の年間テーマは【共通理念を持った仲間づくり】として、院内スタッフ、他病院・施設へのアプローチを図り、さらなる多職種協同での研究会として進めていきます。

 

2.教育講演

 今回は、作業療法士 西尾 香苗 様より「がんのリハビリテーションと緩和ケア」について西尾様が経験してきた症例を交えた講演を聞かせていただきました。「がん」の人に焦点を当てた支援、がんの「人(その人らしさ)」に焦点を当てた支援があり、最終的にはリハ専門職としての役割だけでなく、担当者(人)として患者様と関わってきたからこそできる支援が多くあることを学べました。そして、患者様を取り巻く多職種のチームが円滑に活動できるようなコミュニケーションが必要であり、今後の支援に活かしていきたいと思いました。

2015年9月22日火曜日

第4回 横浜臨床病態栄養リハビリテーション研究会

症例検討  『嘔吐を繰り返す患者に対する適切なリハビリ介入とは?』

理学療法士 宗村 明子

教育講演  『高齢者の栄養療法について』

薬剤師 中山 晴雄

1.症例検討

症例検討として『嘔吐を繰り返す患者に対する適切なリハビリ介入とは?』について理学療法士の宗村より発表がありました。

  今回は、整形外科疾患で入院されたにも関わらず、リハビリ介入時期に原因不明の嘔吐を繰り返した症例についての発表でした。既往に呼吸器疾患を伴う方であり、病態に対する知識や栄養状態の評価により、より適切な介入が出来たのではないかという発表でありました。また、服薬内容・既往疾患の現状・嘔吐に伴う病態の変化・栄養状態など、内科医師からのご指導もいただき、病態理解の重要性を学びました。

 

2.教育講演

 今回は、『高齢者の栄養療法について』薬剤師の中山様にご講演いただきました。

 薬剤師である中山様からは、高カロリ輸液の過剰投与や、サルコペニアについて等、多岐に渡る講演をしていただきました。また、在宅医療に向けての薬剤師の働きとして、「服薬支援ロボ」の開発に携わるなどの紹介もありました。2015年2月より、調剤薬局などで発売予定とのことなので、皆様もぜひ確認してみてください。