_____________________________________________________________________________________________________________________________________

2016年6月11日土曜日

第7回 横浜臨床病態栄養リハビリテーション研究会


第7回 横浜臨床病態栄養リハビリテーション研究会

年間テーマ:『今、多職種協同に求められる相互理解とは?』

日 時平成2864(土) 14301800

 医療法人 関東病院(財団) 8階 談話室

 

【ワークショップ】

糖尿病教育入院患者における療養指導で感じる問題点とその対応

運動療法実施時のリスク管理と多職種連携アプローチについて


座長:糖尿病内科 藤崎公達先生     講師:理学療法 鈴木拓也先生
 


 
『糖尿病教育入院患者における療養指導で感じる問題点とその対応~運動療法実施時のリスク管理と多職種連携アプローチについて~』について理学療法士の鈴木より発表がありました。
 

 

  座学の後、グループワークでは医師・看護師・管理栄養士・言語聴覚士・作業療法士・理学療法士それぞれの職種が一つのグループに分かれ、実際の症例について意見を交わしました。

     特に患者様のモチベーションを上げる事に苦戦している方が多く、入院中だけの関わりだけでなく、外来など継続した介入での情報共有が大切ではないかと話があがり、多職種での関わりの重要性を再確認しました。

 

【ワークショップ】

がんのリハビリテーション 

終末期においてのリハビリテーション介入とは

 
座長:リハビリテーション科 前田紀彰先生  講師:作業療法士 西尾香苗先生
 

 『がんのリハビリテーション~終末期においてのリハビリテーション介入とは?~』について作業療法士の西尾より発表がありました。
 
こちらも座学の後、グループワークを行いました。題目にもあるように、終末期の患者様にどのように関わるか、症例を通して意見を交わしました。実際に専門職としてがん患者様に関わった事がない方もいましたが、家族目線での意見を聞くことができました。また、栄養面の話など専門職の話を聞くことで自分の気づかなかった事に気づくことが出来、勉強になったという意見もありました。
多く聞かれたのは多職種間でのコミュニケーションのとり方についてでした。各職種により患者様に関わる時間が異なるため、事前にカンファレンスなどで各職種の役割や介入方法を話し合う必要があるとの意見が聞かれました。患者様のために何が出来るのか、各職種が統一の目標をもって関わる事が大切ではないかと感じました。