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2019年11月3日日曜日

第16回 横浜臨床病態栄養リハビリテーション研究会(Y-Basis)

16回 横浜臨床病態栄養リハビリテーション研究会
日時:2018128日(土) 14301800
場所:医療法人 光陽会 関東病院 8階談話室

【複合シンポジウム】
各種学会での発表報告について

座長:糖尿病内科   藤崎 公達 先生

①広範囲熱傷を機に経口摂取困難となった患者にNSTによる栄養管理とリハ介入することで、経口摂取の再獲得が出来た一例
演者:作業療法士   甲嶋 義史 先生


②療養病院における経口摂取移行への要因 ~口から食べるための多職種介入~
演者:作業療法士   井戸川 由花 先生

③がん患者支援多職種チームを立ち上げる!
~思いと現実のギャップへの葛藤・苦悩を経験した3年間の軌跡~
演者:作業療法士   鈴木 香苗 先生

④糖尿病支援からがん患者へと繋いだ多職種での関わり
演者:理学療法士   宗村 明子 先生

⑤当院、糖尿病療養指導における作業療法介入アルゴリズム作成
演者:作業療法士   成田 雄一 先生




⑥前頭側頭型認知症患者への看護援助 ~食事を通した関わりについての振り返り~
演者:看護師   高橋 麻美 先生



複合シンポジウムでは、NST、栄養リハ、糖尿病、がんリハ、認知症看護など各方面でご活躍中の6名の先生方より、各種学会でのご発表内容を含めてお話いただきました。
今回は症例報告だけではなく、研究発表、チームの立ち上げに関する報告、アルゴリズム作成に関する報告、看護師の視点からの発表までお聞きすることができ、大変刺激を受けました。質疑応答でもより詳しくディスカッションされ、とても活発なセッションとなりました。


【教育講演】
糖尿病内科医が教える生活習慣病の最新トピックス
座長:作業療法士   成田 雄一 先生
講師:糖尿病内科医   藤崎 公達 先生

このセッションでは、当院 糖尿病内科医の藤崎先生より、生活習慣病に関する最新のトピックスについてお話いただきました。
心疾患や糖尿病のリスクとなる原因や予防など、様々なお話を分かりやすく紐解いていただきました。エビデンスや症例のお話から、主に糖尿病に関連する最近の話題について知ることが出来ました。
今回の内容は、12/20に当院にて開催される市民公開講座でも、一般の方向けによりわかりやすくお話しいただけます。

【特別講演】
糖尿病診療に必要となる基礎知識と看護アセスメント
座長:理学療法士   宗村 明子 先生
講師:看護部長   古澤 友美先生

古澤先生からは、表題をテーマにお話しいただきました。看護アセスメント、と題されてはいたものの、看護師以外の職種が聞いても大変わかりやすく、知識として残ったのではないでしょうか。糖尿病患者様とのかかわりかたについて考え直すきっかけとして、とてもよいセッションとなりました。



最後に、次回大会長の作業療法士の井戸川 由花 先生よりご挨拶いただきました。
本年度の研究会は今回をもちまして無事終了いたしました。
来年度も活発なディスカッションや報告が行え、患者様に還元できるよう、研鑽を重ねてまいります。


文責:成井 早紀(作業療法士)

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