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2015年9月22日火曜日

第4回 横浜臨床病態栄養リハビリテーション研究会

症例検討  『嘔吐を繰り返す患者に対する適切なリハビリ介入とは?』

理学療法士 宗村 明子

教育講演  『高齢者の栄養療法について』

薬剤師 中山 晴雄

1.症例検討

症例検討として『嘔吐を繰り返す患者に対する適切なリハビリ介入とは?』について理学療法士の宗村より発表がありました。

  今回は、整形外科疾患で入院されたにも関わらず、リハビリ介入時期に原因不明の嘔吐を繰り返した症例についての発表でした。既往に呼吸器疾患を伴う方であり、病態に対する知識や栄養状態の評価により、より適切な介入が出来たのではないかという発表でありました。また、服薬内容・既往疾患の現状・嘔吐に伴う病態の変化・栄養状態など、内科医師からのご指導もいただき、病態理解の重要性を学びました。

 

2.教育講演

 今回は、『高齢者の栄養療法について』薬剤師の中山様にご講演いただきました。

 薬剤師である中山様からは、高カロリ輸液の過剰投与や、サルコペニアについて等、多岐に渡る講演をしていただきました。また、在宅医療に向けての薬剤師の働きとして、「服薬支援ロボ」の開発に携わるなどの紹介もありました。2015年2月より、調剤薬局などで発売予定とのことなので、皆様もぜひ確認してみてください。