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2017年10月31日火曜日

第11回横浜臨床病態栄養リハビリテーション研究会          年間テーマ:~臨床と研究が融合していくために必要なクロスオーバーラップ~

開催日時平成291021日 土曜日  1430分~1800

場  所関東病院  8階 談話室(エレベーターにて8階へ)




内  容
【パネルディスカッション】
座長:もろおかクリニック リハビリテーション科

     慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科 理学療法士 田島 敬之先生

講演テーマ
糖尿病療養指導における多職種の役割と協同方法
療養指導における医師の役割        講師:藤崎 公達先生
療養指導における看護師の役割     講師:馬場 玲子先生
療養指導における管理栄養士の役割  講師:毛利 悦子先生
療養指導における理学療法士の役割  講師:宗村 明子先生
療養指導における作業療法士の役割  講師:成田 雄一先生

『糖尿病療養指導における多職種の役割と協同方法』について、医師の藤崎公達先生、看護師の馬場玲子先生、管理栄養士の毛利悦子先生、理学療法士の宗村明子先生、作業療法士の成田雄一先生よりご講演いただきました。それぞれの職種がどう関わっているのか知らないことが多くありました。病気のコントロール、日常生活の自立へ向けた指導、食事の指導、運動機能面へのアプローチ、精神機能面へのアプローチ…1人の患者様にチームとして関わっていくためには、それぞれが他職種の役割や強みを理解する必要があります。多職種連携を有効かつ円滑に進めるためにもとても勉強になる講義でした。



【ワークショップ】 

座長:関東病院 糖尿病内科医  藤崎 公達先生
ワークショップテーマ
臨床研究を行うための研究デザイン ~ 糖尿病療養指導・健康増進分野を中心に ~
(全3回 2回目 研究の質を高める)
講師:もろおかクリニック リハビリテーション科
     慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科 理学療法士 田島 敬之先生

今回は、『臨床研究を行うための研究デザイン~糖尿病療養指導・健康増進分野を中心に~ 2回目:研究の質を高める』について、理学療法士の田島敬之先生よりご講演いただきました。前回に引き続き、今回は研究の質を高めるという事で、研究の型を選ぶ、比較の質を高める、倫理的配慮を中心に教えて頂きました。講義では、何が知りたいかによって研究デザインの型の選び方も変わることを学び、より質の高い研究を行うために重要であると感じました。また、グループディスカッションでは、実際に巷で出回っているアンケート調査を例に挙げ、この調査が正しいと言えるのか、ディスカッションを行ないました。正しい研究であるか自身で判断するためにも、今回学んだ事が必要になると感じました。