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2016年8月20日土曜日

第8回 横浜臨床病態栄養リハビリテーション研究会

8回 横浜臨床病態栄養リハビリテーション研究会
年間テーマ: ~ 今、多職種協同に求められる相互理解とは? ~

開催日時:平成2886日 土曜日  1430分~1800
会場: 医療法人 関東病院(財団) 8階 談話室(エレベーターにて8階へ)


【教育講演】
摂食嚥下リハビリテーションにおけるNST(多職種協同)の重要性
~ 当院の開院から現在までの歩みを通して ~

座長:医療法人 関東病院(財団)  病院長      梅川 淳一先生
講師:医療法人 関東病院(財団)  作業療法士  成田 雄一先生


 摂食嚥下リハビリテーションにおけるNST(多職種協同)の重要性~当院の開院から現在までの歩みを通して~ について作業療法士の成田先生より発表がありました。当院でのNST活動報告や嚥下についての基礎知識、リハ栄養評価についての講義がありました。



検査データだけでなく、身体所見を指標として栄養評価をすることが重要であることを再確認しました。今回の講義で、多職種の方がNST活動やリハ栄養の取り組みに興味をもっていただけたのではないかと思いました。






【ワークショップ】
多職種で行うNutrition Support ~ 食べることは人にとって良いことだ ~

座長:医療法人 関東病院(財団)  病院長      梅川 淳一先生
講師:医療法人 関東病院(財団)  作業療法士  甲嶋 義史先生

『多職種で行うNutrition Support~食べることは人にとって良いことだ~』について作業療法士の甲嶋先生より発表がありました。

座学の後、グループワークでは医師・看護師・管理栄養士・言語聴覚士・作業療法士・理学療法士それぞれの職種が一つのグループに分かれ、実際の症例について意見を交わしました。

各施設ではチームで活動している所は少なく、スタッフ間によっても見解が違い評価にもばらつきがあるとの意見が聞かれました。評価の統一、チームでの見解の統一が重要であることを再確認する事ができました。


【ワークショップ】
臨床研究を行うための基礎知識(研究計画の立案編)
 ~ 糖尿病療養指導・健康増進分野を中心に ~

座長:医療法人 関東病院(財団)  糖尿病内科  藤崎 公達先生
講師:もろおかクリニック リハビリテーション科
         慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科  理学療法士  田島 敬之先生


『臨床研究を行うための基礎知識(研究計画の立案編)~糖尿病療養指導・健康増進分野を中心に~について理学療法士の田島先生よりご講演いただきました。今回は基礎知識ということもあり、研究計画(デザイン)の作り方について詳しい説明の後、実際にグループに分かれ研究計画の作成を行いました。



私のグループでは研究未経験者がほとんどでしたが、講師の先生の助言などにより臨床疑問をPICOに当てはめ、概念図を作成する事ができました。今回学んだ事で臨床研究がより身近な物に感じる事が出来ました。日々の臨床で疑問に思った事が研究の第一歩になるのではないかと思いました。