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2017年7月22日土曜日

第10回 横浜臨床病態栄養リハビリテーション研究会      年間テーマ:                           ~臨床と研究が融合していくために必要なクロスオーバーラップ~


10回 横浜臨床病態栄養リハビリテーション研究会

年間テーマ:『臨床と研究が融合していくために必要なクロスオーバーラップ』
日 時:2017年7月15日(土)14:30~18:00
場 所:関東病院 8階 談話室




【教育講演】
『臨床工学技士の専門性と役割~リハビリテーション介入における協同方法や最近のトピックス~』について、臨床工学技士の玖賀野守先生よりご講演いただきました。普段仕事を一緒にさせてもらっていましたが、臨床工学技士の仕事内容について透析業務のイメージが強く、その他にペースメーカーの管理なども行う事を初めて知り、仕事内容が多岐に渡ることを知りました。また、リハビリテーションとの協同介入として、透析中のリハビリテーションについての話もあり、当院では透析中のリハビリテーションは現在行っていませんが、今後、協力できれば良いと感じました。



【教育講演】
『終末期がん支援におけるOTの専門性と多職種協同介入』について、作業療法士の西尾香苗先生よりご講演いただきました。リハビリテーションイコールADL向上、QOL向上という考え方をしてしまいますが、終末期での介入では、ADLが低下してもその人らしさに焦点を当てた介入によりQOLの向上を図る事ことの大切さを学びました。また、実際に西尾先生が介入した症例についても話があり、時期や病態に合わせた介入方法や、多職種での関わりを知ることが出来ました。








【ワークショップ】
今回は、『臨床研究を行うための研究デザイン~糖尿病療養指導・健康増進分野を中心に~』について、理学療法士の田島敬之先生よりご講演いただきました。今年度の年間テーマでもあるように、臨床と研究を融合させるための第一歩として、リサーチクエスチョンと概念モデルの作成を中心に教えて頂きました。クリニカルクエスチョンをリサーチクエスチョンへ変換することが難しく、グループ内でディスカッションしながら意見を出し合いました。今回の講演を聞くまでは研究に高いハードルがありましたが、実際に体験することで身近なものに感じることが出来ました。日々の臨床で疑問に感じた事をリサーチクエスチョンへ変換することから始め、今後研究へ繋げていきたいと感じました。 





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